【中学】ニュージーランドターム留学生 卒業証書授与式

3月31日(土)、ニュージーランドターム留学に参加していた中学3年生の卒業式が挙行されました。

今回参加した14名は、1月18日(木)に日本を出発し、約2か月半にわたる留学期間を経て、3月28日(水)に無事全員が帰国しました。

学校長より生徒一人ひとりに卒業証書が手渡された後、代表生徒が英語で卒業の言葉を述べました。

そして、最後のホームルームに代えて学年主任・担任からはなむけの言葉が贈られ、式を終えました。

留学参加生徒は高校進学後も、今回の得難い経験を活かし、さらに飛躍してくれることでしょう。

【高校】 春季トップレベル合宿開催!

3月26日~28日に男女両校合同「トップレベル講習」の春季合宿を行いました。
講習担当講師による講義や受験に向けた計画づくりの他、受験を終えたばかりの卒業生の貴重な体験談を聴く機会を得ました。男女両校より参加した生徒たちは、難関国公立大学合格という、高い目標への意識を新たにしたと思います。
詳しい様子は後日、進路指導部のホームページにもアップロードします。

【中1・中2】プログラミング(マイコンレーサー)体験会

3月18日(日)、本校の中学1年生、2年生の希望者を対象として、数学科によるイベントが行われました。

「プログラミングで遊ぼう!学ぼう!」と題されたこのイベントでは、ロボットを用いたプログラミング体験を行いました。

参加した生徒たちは、ものを自分の思い通りに動かす楽しさを実感し、第一線で活躍するエンジニアの方々の貴重なお話に目を輝かせていました。

【中学】平成29年度 中学卒業式が挙行されました

3月18日、平成29年度 佼成学園中学校 卒業式が挙行されました。
生徒ならびに保護者の皆様、ご卒業誠におめでとうございます。
なお、現在中学3年生の一部生徒は「ニュージーランドターム留学」を行っております。該当する生徒の卒業式は、3月31日土曜日に行う予定です。

 

 

卒業生代表による卒業の言葉では、3年間の思い出を振り返るとともに、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちや高校生活への決意を堂々と語ってくれました。全文をご紹介いたします。

 

卒業の言葉

桜咲く三年前の四月。私達は佼成学園中学校に入学しました。皆、新しい環境でお互いのことを知らない緊張と不安の中、入学式の会場に向かったことを思い出します。

入学式が終わるとすぐに青梅錬成道場でのオリエンテーションが始まりました。新しい先生方のお話を聴いたり、クラスメイトと雑談をしながらお互いの名前を覚え合ったりするうちに、打ち解けていきました。特に、クラス対抗で行われたドッジボール大会は思い出に残っています。ともに一つの競技で競い合うことにより、新しい仲間とのつながりを意識することができました。二年生に進級すると、クラス替えにより新たな仲間との出会いがありました。また、体育祭などの行事でも、前年とは違い、先輩から教わったことを後輩に伝えるという役目も増え、二つの学年に挟まれる苦労もありましたが、さらに学年としての結束も強まったように感じることができました。この年の十二月、全校応援で向かった大阪で、高校アメフト部の先輩方に、全国大会優勝という晴れ姿を見せていただいた感動は忘れることができない思い出です。

そして、中学最高学年となった三年生。これまでまなんできたことのすべてを活かして中学全体を引っ張らなければならない学年でしたが、果たして私達にそれができるのか、大きな不安もありました。そんな中で迎えた六月の体育祭。私は青組の応援団員として奔走しました。学年全体で競争意識を持ち、どのカラーも優勝に向け他のカラーに負けない工夫をして、体育祭全体を盛り上げようと大声を上げ続けました。体育祭が終わる頃には皆の声がかれて、しゃがれ声になっていたことを思い出します。私のいた青組は残念ながら結果を出すことはできませんでしたが、最後まで全力でやりきることの楽しさ、後輩を指導することの難しさ、また計画的に練習して準備を進めていくことの大切さを学ぶことができました。

また、九月の文化祭で、私達は中学棟三階のフロアを「中三ワンダーランド」という遊園地に造りかえました。ご来場いただいた方々に笑顔で帰っていただくにはどうすればよいかを皆で考え、意見を出し合い、「ジェットコースター」や「コーヒーカップ」など今までの教室企画では考えられないようなものを製作しました。前代未聞の新しい試みであっただけに、最初は完成したイメージが湧かず疑心暗鬼になり、クラス中が不安になっているようなときもありました。しかし、完成したときの達成感と、来ていただいたお客様の「楽しかった」「すごいね」などの言葉を聞かせていただいたときの喜びは忘れることができません。クラスの仲間と協力し合い、一つの目標を大きな目標を達成できたことは、私達の大きな自信となりました。

新しい試みといえば、私達の学年は修学旅行で初めて海外を訪れた学年です。文化祭後の十月にマレーシアとシンガポールに行きました。マレーシアでは現地の一般家庭をホームビジットで訪問し、現地の家庭料理をごちそうになったり、現地校への学校訪問をさせていただき、生徒同士で交流したりする経験をしました。シンガポールでは、日本では見られないようなスケールの街並みを現地大学生に案内していただくことで、英語を使って外国人と交流することのおもしろさを感じることができました。この修学旅行から学び、吸収できたことは非常に多かったと思います。

この年の十二月に高校アメフト部の先輩方が全国大会二連覇を果たされたことは私達の誇りともなりましたが、私達中学生の部活動も、野球部の都大会出場をはじめとし、その他のクラブも大いに活躍した一年間となりました。仲間との絆など、多くのことを私達に教えてくれた三年間の部活動でした。

こうした数々の行事を成功させることができ、多くの有意義な経験ができたのは、すべて保護者の皆様、教職員の皆様、先輩や後輩など私達に関わるすべての皆様のおかげであると今感じています。同じ学年の仲間達とは、楽しいこともつらいことも共に経験してきました。私は三年間、この学年で過ごせたことを誇りに思います。また、私達にはここにいる仲間以外にも、今ニュージーランドで学んでいる十四人の仲間たちがいます。自分にとって厳しい環境に自らの意志で飛び込んでいる彼らを私は尊敬します。四月からは再び帰国する彼らとも、共に学び切磋琢磨を続けていきたいです。

先生方、迷惑ばかりかけ、普通ならあり得ないような提案も否定せず、私達の話を親身になって聞いてくださり、頭を悩ませながらも全力で応援してくださいました。本当にありがとうございました。高校でもよろしくお願いします。そして、何より私は女手一つで私のことを育ててくれた母親のことを心から尊敬しています。夜遅くまで働き、疲れている中で、毎日のご飯を作ってくれました。私のことをいつも第一に考えてくださるあなたには感謝の思いしかありません。本当にありがとうございます。

今日、私達は佼成学園中学校を卒業します。それぞれの道を歩んでいく仲間もいます。私達一人ひとりの進む道が、自分にとって充実した選択となることを願っています。高校生活においても幾多の困難が待ち受けていると思いますが、信頼できる仲間達、頼りになる先生方、学校生活を暖かく見守ってくださる保護者の方々、このようなすべての人々との出会いを大切にし、高校でも大きく成長していくことを誓い、これを卒業の言葉とさせていただきます。

【高校】平成29年度 高校卒業式が挙行されました

3月17日、平成29年度 佼成学園高等学校 卒業式が挙行されました。
生徒ならびに保護者の皆様、ご卒業誠におめでとうございます。

 

授与式の後、各クラスにて最後のホームルームが行われました。生徒一人ひとりが担任より卒業証書を手渡され、6年間または3年間の感謝の思いを述べました。証書を手渡され黒板の前に立つと、思わず涙ぐむ生徒もいました。

式中、卒業生代表による卒業の言葉では、中学からの6年間、および高校3年間の思い出を振り返るとともに、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちや卒業を迎えるにあたっての心境、後輩たちへのメッセージを語ってくれました。全文をご紹介いたします。

 

卒業の言葉

心地よい春の日差しが降り注ぐ今日、私達は佼成学園を卒業します。本日は私たちのためにこのような素晴らしい式を開いていただきありがとうございます。

涙、苦しみ、葛藤、そして笑顔。佼成学園だからこそお互いの感情を素直に表すことができました。無駄な時間を過ごしたと後悔する人は誰一人いないと思います。この三年間、様々な活動を通して、私たちは確実に強く逞しく成長できました。

私が入学した六年前、これからどんなことが待ち受けているのか、男しかいない環境に馴染むことができるのか、期待と不安でいっぱいでした。しかし先輩や先生方と触れ合っていくうちに、男子校ならではの泥臭さ、熱い情熱、そして優しさに触れ、真の男のカッコよさに気づき、高校生の姿に憧れを持つようになりました。

そんな憧れの高校へ入学しましたが、佼成学園そのものがちょうど生まれ変わる時期とも重なり、新鮮な経験に恵まれました。ICT教育によるiPad導入、アメリカンフットボール部全国制覇、そして連覇、内容満載の生徒主体の「渦潮祭」。私達はたくさんの「初めて」を経験できました。特にアメリカンフットボール部が初めて全国制覇したときの感動は今も鮮烈に蘇ります。高校二年の私は応援団長の大役を頂きました。頂いた役を通して私は、佼成学園の生徒であることに強い誇りを持つ自分に改めて気づくことができました。応援の雰囲気に初めは馴染めなかった中学生も、終盤は笑顔で自然に大声を発し、全員が前のめりになって真剣に応援する姿、負けていても誰一人諦めない姿、その一つになった姿に「佼成魂」を感じました。本気になって応援する先輩に圧倒され、恥ずかしさでいっぱいだった後輩たちが自信を持って本気で応援していく様子を見て、中学生のときの私も同じだったことを思い出しました。

決して目に見えない長い伝統が佼成学園には確実にあります。それは様々な学校行事に誰もが全力で取り組んでいることです。球技大会も沖縄の修学旅行も文化祭もマラソン大会も、すべての学校行事に全員が全力で挑んだからこそ、より質の高いものに仕上がりました。そして私達にとってかけがえのない思い出になっているのです。思い返せばあんなに嫌だった授業も、週番の仕事、掃除当番、そして高校朝礼も、もう二度と受けられないと思うと恋しくて仕方ありません。仲間や先生といるだけで、気づけば笑顔になって幸せでした。それでもまだまだ笑い足りないぐらい私はこの学年が大好きで大好きでたまりません。いつも思い残すことがないようにという思いで何事にも取り組んできました。

今日になってここにいる全員が感じていることがあると思います。それは「ありがとう」の大切さです。私がそう感じることができたのは、応援団長の経験からでした。佼成学園すべての仲間と一つの大きなものを生み出す楽しさを学びましたが、それ以上にこの「ありがとう」という言葉をかけてもらえることが心の底から嬉しい。それまでの困難や苦労が瞬く間に生かされている自分に気づかされ、新たな自信と今まで以上の力が漲っていくのを感じました。しかし、支えてもらっている数に対して圧倒的に少ない自分からの「ありがとう」の数に後悔しています。照れくささから強がってしまう自分だったことを認めざるを得ません。

私達は本日の卒業式を最後に、これから夢と志を実現するためにそれぞれの道に進みます。もう一斉に集うことはありません。しかしこの佼成学園で築き上げた太い絆は、確実に「一生ものだ」と言えます。つらいとき、苦しいときはもちろん、嬉しいときも今まで通り支え合い、分かち合ってまいります。

そしてこれから社会に出る私達には共通点があります。それは男だけだったからこそ、まったく色気づくことなく何事にも本気になれる環境で育んだ「勝負強さ」なのです。これから将来、いかなる厳しい局面にぶつかろうとも、逃げ出さず、勝負に出る楽しさを知っている私達だからこそ立ち向かっていけると確信します。

在校生の皆さん。今まで理不尽なことや無茶なことに、先輩という肩書一つで今までついてきてくれてありがとうございました。関わった時間は限られていましたが、少しでも憧れるような存在であったでしょうか。後輩たちは卒業するまで一年あるいは二年、部活動をしている者は引退するまで一年もありません。努力して笑顔でいられる一年、怠けて過ごす一年、どんなことだってできる年になります。そんな後輩達に先輩として伝えたいことが二つあります。一つ目に、信念を持って生きてください。どんなに大きな目標であっても自分の夢は大切にし、人に何を言われても、夢に向かって突き進む信念を曲げないでほしいと思います。今進もうとしている道に、これから自分でも自信を持てなくなることや、自分のしたいことが無理と周りから評価されることで、諦めたくなるときが訪れるかもしれません。そんなときは、一旦立ち止まり、「そうきたか」と次なる一手を考えながら一歩ずつ進み続けたときに、必ず夢を実現していく条件を手にすることができるはずです。二つ目は、私達が先輩方から伝えられた佼成学園の素晴らしい伝統というバトンを、後輩達へつないでほしいということです。私たち以上に皆さんが活躍し、佼成学園をさらに発展させていかれることを祈っております。

佼成学園という学び舎で知り合い、共に同じ時間を過ごした仲間。常に私達を一番に考え、心配しながら支えてくれた家族。未熟だった私達をここまで指導してくださった先生方。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。佼成学園の建学の精神である「自らの価値を知る」こと、「周囲の人々に感謝し、思いやりの気持ちを表す」ことと、この三年で培ったものをこれからの人生に活かし、しっかり前を向いて邁進してまいります。

最後になりましたが、学園長先生をはじめ諸先生方のご健勝と、母校佼成学園のさらなる発展を心より祈念し、卒業の言葉といたします。

【高校アメフト部】 広報すぎなみにインタビュー掲載!

3月15日発行の杉並区の広報誌「広報すぎなみ」の特集「すぎなみビト」に本校アメリカンフットボール部所属の影山元くん・北川太陽くんのインタビューが掲載されております。

「杉並から世界へ。目指せ、次のステージ。」と題し、全国大会を2連覇した本校アメリカンフットボール部と、インターハイ・国体の両大会で2連覇を果たした文化学園大学杉並高等学校ソフトテニス部の中心メンバーが、夢を追い続けた3年間を振り返るインタビューです。

杉並区外にお住まいの方も杉並区ホームページよりご覧いただけます。皆様、ぜひご覧ください。

杉並区ホームページ「広報すぎなみ (平成29年度)3月15日号」

【高2】学習合宿

3月8日(木)~ 3月10日(土)、八王子にある大学セミナーハウスにおいて、高校2年生は学習合宿を実施しました。

筋力トレーニングをしながら英文を暗唱するというユニークなプログラムも交えながら、3日間で24時間におよぶ講義・自習に取り組みました。

受験学年となる高校3年生になるにあたり、非常に濃密な時間を過ごすことができました。


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